ボードと廃石膏ボードの現状と課題
建設リサイクル法の施行により、石膏ボードの分別解体が義務化され、リサイクルの重要性が増しています。石膏粉の再利用に対する需要も急速に拡大しており、建材市場の中で持続可能な素材の提供が求められています。
安価で高性能な石膏ボード・・・廃棄処分時はやっかいもの!?
石膏ボードは低価格で扱いやすく、耐火性や遮音性にも優れるため、古くから建築物の壁や天井などの内装材料として大量に使用されてきました。
反面、廃石膏ボードを処分する際は一般的なゴミとして扱えないため注意が必要です。
不要になった石膏ボードをそのまま埋め立てると人体に有害な硫化水素が発生するため、産業廃棄物として管理型埋立処分場で処分することが法律で定められています。
2050年には約2倍に…。増え続ける排出量。
出典:環境省「平成25年度廃石膏ボードの再資源化促進方策検討業務調査報告書」より当社作成
新築及び解体工事現場からは大量の石膏ボードの廃材が発生しています。特に解体系廃石膏ボードの排出量は急増しており、今後も廃石膏ボードの排出量は増加の一途をたどるとされています。2050年には現状の約2倍の排出量となり、その後も2068年まで増え続けることが想定されています。
石膏ボードリサイクルの現状…。
解体系廃石膏ボードの処理・リサイクルフロー
石膏ボードは資源循環型製品の優等生であり、適切に処理すれば100%リサイクルできる建材だと当社は考えます。しかし、新築系廃石膏ボードの多くは石膏ボード原料としてリサイクルされているものの、解体系廃石膏ボードは一部が土木資材分野の土壌改良材としてリサイクルされているだけで、多くは埋立処分されています。
石膏ボードの市場規模と課題
年間出荷量400万トン
新規石膏ボードは年間400万トンが出荷されています。この大量生産は同時に、廃棄物処理の課題も生み出しています。
有毒ガスの発生
埋めると化学反応により、有毒なガスが発生するため、管理型最終処分場への埋め立てが義務づけられています。
処分場の不足
最終処分場は許可が困難であり、新規施設が立ちづらい状況です。産業廃棄物最終処分場の残余年数は2020年度時点で17.3年となっています。
廃石膏ボード排出量増加
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現在
新規石膏ボードの年間出荷量は400万トン。札幌市では、処分場での石膏ボード受入が停止しています。
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近い将来
解体現場から出る解体系廃石膏ボードを中心に排出量の大幅な増加が見込まれています。
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将来の課題
増加する廃石膏ボードの処理とリサイクルが重要な課題となります。2050年には、排出量は今の2倍の量になると言われています。
廃石膏ボード再資源化の流れ
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解体現場からの排出
建物の解体が行われ、廃石膏ボードが発生します。他の建築廃材と分けて収集されます。
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中間処理場への搬入
廃石膏ボードが中間処理場へ運ばれ、受入後に他の建材と分けて保管されます。
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破砕処理
大型の破砕機に廃石膏ボードを投入し、機械で細かく砕かれます。石膏ボードが粉状になり、分離された紙は別途リサイクルされます。
特殊再生石膏粉への加工
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焼成
石膏粉を高温で焼成します。電気炉を使用して二水石膏から無水石膏へと変化させます。
02
微粉砕
さらに細かく粉砕加工を行います。ミル機を使用して3mmから3ミクロンサイズへと微粉砕します。
03
品質確認
製品としての品質チェックを実施します。品質を保証し、証明書を発行します。
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販売・出荷
特殊再生石膏粉を材料として販売、出荷します。買取金額はトン当たり50,000円です。
廃石膏ボードのリサイクル用途が分からない…
幅広いネットワークと製品メーカーとの提携により1歩先を行くリサイクル用途をご提案します。
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廃石膏ボード
建物の解体現場から廃石膏ボードが排出されます。
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選別
他の建築資材と分けて収集され、保管されます。
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粉砕
大型の粉砕機で石膏ボードを細かくし、粉状にします。
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分離
破砕された材料から紙と石膏を分離します。
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石膏粉
石膏ボードが粉状になり石膏粉になります。
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再石膏粉とプラスティック樹脂を混ぜてペレット加工
さらに細かく粉砕して品質チェックをしプラスティック樹脂と混ぜてペレット加工します。
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ペレットを成型加工し製品へ 【特許技術】
ペレット→ 成型加工メーカーへ→ 製品へ
※さらに再回収してリサイクルプラスティックとして再利用が可能
サーキュラエコノミー Circular Economy
特許取得済み(特願2023-182780「樹脂加工物原料及び製造方法」)の技術により、通常製品と同じ強度で、より安い価格で製品提供が可能になります。
導入効果と収支例
廃石膏ボード年間1,000トン受け入れの場合、現在の買取価格(1トン/500円)と比較して、
導入後(1トン/50,000円)では収入が100倍に増加します。
年間5,000トン処理の場合、年間売上2億2,500万円、年間利益1億2,500万円の収支が見込まれます。
ご相談から納入までの流れ
お問い合わせから運用開始までの流れを説明いたします。各段階で専門スタッフがサポートします。
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お問い合わせ
お気軽にご連絡ください。専門スタッフが対応いたします。
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ヒアリング
お客様の課題やご要望を詳しくお伺いします。最適な解決策を見つけます。
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ご提案
ヒアリング内容に基づき、最適なプランをご提案いたします。
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設計・製作
ご提案内容にご納得いただければ、設計・製作を開始します。
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納品・運用開始
完成した製品をお客様の元へ納品。運用開始後もサポートします。
お問い合わせ
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